働きながら取れるバス整備士の資格一覧
バス整備に必要な資格とキャリアステップにつながりやすい資格
バス整備士として働くうえで取得しておくとよい資格と必須の資格がありますが、東急バスの現職整備士で未経験からスタートした方の中には、入社して3年目に資格を取得された方もいらっしゃいます。企業としての支援も充実しており、整備士として必要な整備資格のほかにも免許・資格を取得するためのサポートが充実しています。まずは、バス整備士として活躍するうえで役立つ資格を見ていきましょう。
整備士になるために必要│自動車整備士2・3級
自動車整備士2級と3級は、車両の点検や修理、メンテナンスを行うために必要な国家資格で、主に普通車から中型車(バスを含む)の整備に対応します。バス整備士を目指す場合、採用条件やステップアップの基盤となる資格です。
東急バスでは、社内研修や資格取得補助などのサポート制度が充実しており、未経験・資格なしスタートでも実務経験を積みながら国家資格取得を目指すことができます。
整備士になるために必要│普通自動車一種免許
普通自動車第一種免許は、自家用車や原動機付自転車を含む特定の車両を運転するための一般的な運転資格です。免許証を所持することで、日本の公道で普通自動車や小型特殊自動車、原動機付自転車を運転できることが法的に認められます。
東急バスの整備士になるには、普通自動車第一種免許(AT限定可)を取得後3年以上経過している方を整備士の応募条件としています。普通免許を持っていると、将来的に大型免許の取得をスムーズに進められます。
キャリアステップにつながりやすい│大型一種免許
大型一種免許は、総重量11トン以上または最大積載量6.5トン以上の大型車を運転できる資格で、トラックやタンクローリー、ダンプカー、ミキサー車といった車両が対象になります。
取得するには、普通・準中型・中型・大型特殊のいずれかの免許を所持しており、免停期間を除いた通算3年以上の運転経験が必要です。
バス整備士の仕事はあくまで整備・点検・修理が中心であり乗客を乗せて乗務することはありませんが、大型1種免許を取得していると、車両回送や試運転、工場への入場作業などで大型バスを自ら動かせると業務がスムーズになり、運転特性を理解することで整備の精度向上にもつながります。
キャリアステップにつながりやすい│危険物取扱者乙種第4類
危険物取扱者は、消防法で定められた危険物を扱える国家資格。甲種・乙種・丙種に分類され、乙種は1類から6類まで細かく区分されています。なかでも「乙種第4類」は、ガソリンや軽油といった引火性の液体を安全に扱うための資格となります。
バス整備士は燃料やオイルなど危険物を扱うため、危険物取扱者乙種第4類を持つことで、整備や安全管理に役立ちます。また、危険物への理解が深まり、作業の安全性向上にもつながるでしょう。
キャリアステップにつながりやすい│自動車検査員
自動車検査員は、整備工場などで車検を行い車両が国の保安基準を満たしているかを最終的に確認・判定できる国家資格。整備の正確性や不備の有無を判断し、安全性を証明する役割を担い車検証の交付にも関わる専門職です。
バス会社や整備工場では、自動車検査員の資格を持つ人がいなければ車検業務を行えません。そのため、資格を取得していると、キャリアステップにもつながります。
普通自動車第一種免許については入社前に取得が必要な場合がありますが、そのほかの国家資格や免許については入社後に実務経験を積みながら取得を目指すことも可能。企業が支援やサポートをしてくれることもあるので、面接や説明会のタイミングで人事に確認してみるのもよいかと思います。サポート内容は企業ごとに異なるので、自分に合った支援を受けるのもいいと思います。

東京・神奈川の東急線沿線を中心に地域に密着した路線バスを運行。東急グループの一員として地元住民の足となる路線バスのほか、空港連絡バスや高速バスなども展開しています。またEVバス(電気自動車)FCバス(燃料電池車)など環境に優しい次世代のバスなどを投入。その車両を整備する整備士は「未来のモビリティ技術者」として成長し続ける機会が与えられています。
